強精食として古米より有名なスッポンやマムシの成分を分析してみると、どちらも必須アミノ酸をすべて含んだ良質なタンパク質を有していることが分かりました。どうやら精力増強のカギを握るのは良質なタンパク質であり、言い換えれば、それらを構成するアミノ酸にあるようです。そこでまず必須アミノ酸の具体的な働きをみてみます。必須アミノ酸は以下の8つです。「(1)イソロイシン(2)ロイシン(3)バリン(4)リジン(5)メチオニン(6)フェニルアラニン(7)スレオニン(8)トリプトファン」(1)のイソロイシンは、子牛肉や鶏肉、さけ、牛乳、プロセスチーズなどに多く含まれており、体内では、成長促進、神経機能の補助、血管拡張、肝臓機能の向上などの作用があります。(2)のロイシンは、一日の必要量が必須アミノ酸の中で最大ですが、いろいろな食品に含まれているので、足りなくなるということはあまりないようです。主な作用としては肝臓の機能を高めます。(3)のバリンも多くの食品に含まれているので、やはり、不足することはあまりないようです。体内では、成長を促進し、血液中の窒素バランスを調節します。また、頭脳活動の活力や筋肉運動の調整、情緒の安定に必要な成分です。以上のイソロイシン、ロイシン、バリンは構造上、分岐鎖(脂肪族)アミノ酸に分類されており、この3種類の必須アミノ酸は互いに相反する作用を持っていて、どれか1種だけを極端に多く摂ると、他のアミノ酸のバランスを崩し、免疫機能の低下を起こします。(4)のリジンは、人間の体の組織を修復したり、成長に関与している重要なアミノ酸です。血液もこのリジンで養われ、抗体を形成します。また、ホルモンを産出して受精率を高めたり、酵素を作るといった機能も持っています。その他、ブドウ糖の代謝を促進したり、庖疹を予防、解消し、肝臓の機能も高めます。これが不足すると、疲れがたまったり、目が充血したり、めまい、はきけ、貧血などの症状が出たりします。また、肝機能が衰え、血中に悪玉コレステロールが増えやすくなります。一般に、中高年以上の男性は若い人に比べて、より多くのリジンが必要とされています。余談ですが、ここ最近では、マカが気力を増大させるとして若さを求めている方に好評だそうです。
[参考]
マカ 冬虫夏草配合|サントリーの健康食品・サプリメント[公式 通販]
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43355/
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