沖縄に来たことのある人は、沖縄の強烈な太陽光線を体験したことがあるだろう。なかには急激な日焼けで水膨れになったという人もいるに違いない。しかし、地元の沖縄人をみると、意外とガングロがいないことに気づくはず。実は沖縄の人は、夏の暑い昼間は外に出たがらない。それに、女性のなかには日焼けを極端に嫌う人も多い。日焼けもさることながら、紫外線の強い沖縄でもっと怖いのが、皮膚ガンなのだ。沖縄県立那覇病院皮膚科医師によると、沖縄は紫外線が一因と思われる皮膚ガン発症率が全国一高いという。全国主要都市と比較すると、沖縄は東京や仙台の約10倍。沖縄県民の私としてはクラクラくるデータだ。南北に長い日本は北から南へいくほど紫外線が強くなり、皮膚ガンの発症率も高くなる。が、沖縄のみなさん、そんなに恐れおののくことはない。皮膚ガンはほかの多くのガンと比べて発見しやすく、早期治療が可能なため、死亡率も低い。また、沖縄の人は昔から太陽とのつきあい方を心得ている、と医師はいう。
犬ソリは6人乗りで荷物は車で運ぶ。乗るときはシャンパンを開け、ソリにかけてお祝いしてくれる。途中猛烈に寒いが、防寒具などはあらかじめサイズを言っておけばすべて貸してくれるので大丈夫だ。犬ソリではやはり凍えてしまうという人は、もちろん車でも送迎してくれる。ホテル内部は、まさに建物全体が氷の館で巨大な冷凍庫に入った感じ。中央にあるバーでは、氷のカウンターに氷のスツールで、皆震えながらウィスキーやビールを飲んでいる。寝るのは氷のベッド。ホテルといっても氷のロッカーのような棚があちこちにあり、防寒服を着、そこにトナカイの皮を敷いてスリーピングバッグで寝る。室内は寒いのではと思うかもしれないが、スリーピングバッグの中はかなり暖かいので心配ない。氷の上にローソクを立ててその周りで寝るが、あちこちの棚から明かりが灯っていて遺体安置所のような風景だ。このホテルの氷は近くの湖から切り取って積み上げたもので、室温は摂氏10度と意外に暖かい。もっともそのまま室内を密閉しておくと温度が上がって氷が溶けてしまうため、いくつか天窓が開けられている。そこから夜空を見上げると大自然の神秘、オーロラを寝ながらにして見られるのだ。氷のホテルに氷のベッドでは寒すぎるという方には、別棟に暖かなコテージが用意してある。これは寒さに耐えかねた客たちのために用意されたもので、トイレやサウナ、シャワーも完備していて、これでホッと一息つけるはずである。このホテル、夏には氷が溶けてホテル全体がなくなってしまうから面白い。
駐在員という人種は、おおむね金を持っています。出会いの場が秘境であればあるほど、金持ち度と寂しい度はアップしています。彼らは、単にお話をしたいだけなのです。悪気はまったく(いやちょっとはあるかも、ですが)ないといっていいでしょう。そんな彼らにごちそうになったら、お礼の言葉を忘れずに。「ごちそうさまでした。お仕事、大変ですけどがんばってくださいね」と明るくいえば、彼が「その次」へ誘いたいと思っていたとしても、気分もしぽむというものです。あなたがその気があれば別ですが。さっきからいってるように、相手は金持ちです。駐在員の場合はこれで問題なし、ですが、気をつけたいのは自分より収入が少なそうな現地の人達と食事をする場合。こういう人達に食事に誘われるのも、珍しくはありませんね。彼らと食事する場合、決して決して、あなたが先に財布を出してはいけません。外国の人々は、ごちそうしたがりです。相手のプライドを傷つけて、せっかくの友情(愛情でもいいですが)がここで木っ端みじんになる可能性が高いのです。それよりも、どんなローカルな食べものでも大きく喜びましょう。ゲテモノが出たら取りあえず口にして、あとで驚きます。私たちが外国人に梅干しを食べさせて喜ぶ逆バージョンをともに楽しむのが、彼らのもてなしに対するいちばんのお礼です。